特殊清掃会社の探し方｜良い会社と悪い会社の見極めポイント

特殊清掃が必要になった場合、どの会社を選べばいいのか即答できる人はほとんどいません。食品会社などと違い、普段接点を持つことのない業種だからです。今回は、特殊清掃会社の探し方を特殊清掃のプロからの目線でご紹介します。

特殊清掃とは

特殊清掃とは、自殺や孤独死などが起きた場合に事故や事件のあった部屋を掃除することを指します。通常の清掃とは違い、体液や血液を扱うため、感染症予防や専門的な知識が必要になります。

特殊清掃会社の探し方

特殊清掃を探す時に大切なのは、「地元に密着している企業」であることです。特殊清掃をしている企業はたくさんありますが、エリアが限定されているところもあります。特殊清掃という仕事の性質上、スピーディーに現場に行かなければならないためです。そのため、インターネットで検索する場合には「特殊清掃　（特殊清掃が必要な）地名」といった形で近隣のエリアに対応している会社を選ぶようにしましょう。

特殊清掃会社の見極めポイント

特殊清掃は日常生活で触れ合う機会のない仕事です。また、相場といったものがなく、現場の状況によって価格が変わるため、見積もりを複数社からとっても「どうしてこんなに価格が違うの」と戸惑うお客様も少なくありません。そういった特殊清掃会社の良い・悪いをどこで見極めればいいのかをご紹介します。

＜良くない会社＞

「清掃」しか対応していない

特殊清掃が必要になった場合、その後の遺品整理や片付け作業も必要になります。「特殊清掃」しか行なっていない会社ではなく、遺品整理や不用品回収なども対応してくれる会社だと別途問い合わせをする手間が省けます。

その場で契約しないといけないような雰囲気を出す

「今ならこの値段で済みますよ」など、急かすようなトークをする会社には要注意です。自社のスキルに自信のある会社はむしろ相見積もりを勧めます。

部屋の中が見れなかった時に詳しい説明を嫌がる

ご相談者様の中には「自分で部屋の中を見たくない」という方もいらっしゃいます。そういう時に業者だけが部屋に入り「状況はどうだったか」と問われた際に言葉を濁す業者もいます。汚れの範囲や、それに伴って必要な清掃作業を明言できない業者は避けたほうがいいでしょう。

＜良い会社＞

◎遺族の気持ちに寄り添ってくれる

特殊清掃が必要になった方は、動揺している方がほとんどです。そこにつけ込む業者も少なくありません。「掃除から買取まで全部やらないと引き受けない」と言われればそうだと信じてしまうでしょう。ですが、遺品整理までを特殊清掃の料金で行うと高くつきます。特殊清掃は現場でだけすればいいのであって、例えば1階でお亡くなりになっていた際に2階まで特殊清掃をするケースはほとんどありません。「必要な範囲はどこか」をきちんと明示してくれる会社を選びましょう。

◎経験が豊富

特殊清掃では、経験が必要です。特に資格があるものではないので、誰でもある日突然清掃員になることができてしまいます。ですが、実際の業務には技術が必要です。まず見積もりの時点で「どこまで汚れが浸透し」「どこまでを掃除すべきか」判断しなければなりません。この見積もりを誤ると、適正な料金の請求ができません。経験豊富な業者を選ぶようにしましょう。

◎信頼できる人柄

特殊清掃を依頼する時、依頼人の方が気にするには「秘密を守れるのか」という点です。実際に現場を訪れた業者がその状況を他の人に話したりしないかと気にする方が多くいます。見積もりや対応への真摯さもそうですが、秘密を守れる人かどうかを見極めましょう。

業者選びのポイント

電話対応が丁寧

作業スタッフの態度が横柄だったり、きちんと清掃してくれない業者には依頼したくありませんよね。

良い業者を知りたい場合は、「電話対応が良いかどうか」をチェックしましょう。電話応対が丁寧なら、実際に来訪する作業スタッフの作業も丁寧な場合が多いです。

電話の時点で少しでも怪しいと感じたら、訪問見積もりを断りましょう。

見積もりの内訳を提示してくれる

訪問見積もりの際、基本的に優良業者であれば、どの作業にいくらかかっているかの内訳を提示してくれます。相見積をとる際にも、他社の見積もり料金の内訳が分かっていた方が交渉しやすいので、お願いしてもらっておくと良いでしょう。

もし内訳を教えてくれない業者がいれば、何らかの教えたくない理由があるということです。少しでも信頼できないと感じたら、契約しないようにしましょう。

作業実績がある

近年、遺品整理や特殊清掃の需要が高まり、業界へ新規参入する会社も増えています。作業実績のない会社だと、慣れているスタッフがおらず作業が粗かったり、「悪徳」と言われるようなことをしている業者も少なくありません。

作業実績はホームページに記載されている場合が多いので、しっかりと実績のある業者を選んで依頼しましょう。

安すぎる業者には注意

料金が安い業者をついつい選んでしまいますが、格安を謳っている業者には注意しましょう。見積もり時に格安金額を提示して、契約したら作業当日に「オプション費用」と称して最終的にとんでもない高額料金を請求してくる、なんて悪い業者も存在します。

見積もりの段階で、追加料金がかかる可能性があるか、どういった場合にかかるかなどをしっかりと確認してから契約しましょう。

まとめ

特殊清掃業者を選ぶ際には、見極めるポイントがあります。どういった業者が良いのかを知り、いざという時の対策に備えましょう。

もし業者を選べない場合は、私たちおうち整理士に一度ご連絡ください。見積もりの内訳提示はもちろん、丁寧な電話対応や豊富な作業実績もございますので、お客様に合ったサービスを迅速に提供することができます。

• ・すぐに対応してほしい
• ・原状回復してほしい
• ・なるべく費用を抑えたい
• ・どうしていいかわからないので相談したい

などなど、特殊清掃にまつわる「困った」が起きた時には、ぜひお声がけください。長年特殊清掃に携わったスタッフが、丁寧に対応させていただきます。

もちろん相談・見積もり共に無料です。

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