遺品整理の費用相場は?料金相場と費用を安く抑えて処分する方法を解説
最終更新日:2024.11.19
「遺品整理を頼みたいけれど、適正価格の判断がつかない…」
「遺品整理って高そう。中のものを空っぽにするにはやっぱりお金がかかるの…?」
「きちんとした遺品整理をしてくれる業者ってどう選べばいいの?」
はじめての遺品整理に、このようなお悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
こんにちは。おうち整理士の榛田(はりた)です。はじめての遺品整理、「一体なにから始めれば良いの?」と不安をお持ちの方のために、遺品整理についてのお悩みを解決できるよう、サポートさせていただきます。
この記事では、遺品整理業者の料金相場がわかる料金表やおすすめの遺品整理業者、実際にかかった費用例まで、詳しく解説していきます。
目次
遺品整理費用の相場とは
多くの遺品整理会社が、このように部屋の間取りごとの料金設定をサイトに表記しています。
しかし、同じ間取りでも、
- ・作業人数
- ・必要なトラックの台数
- ・作業にかかる日数
によって、料金が大きく異なります。
間取りの料金表を記載する理由は、「部屋の間取りで料金を提示した方が、依頼者が相場を想像しやすい」ためで、実際には部屋の間取りではなく、遺品の量で料金が決まっているんです。
当たり前ですが、遺品の量が多ければ多いほど作業量が増え、料金も上がるので「間取りが1DKで遺品が大量にある場合」と「間取りが3LDKのほとんどモノがない状態」だと、同じ料金になる場合もあります。
では、遺品整理業者は、どのように遺品の量をはかって料金を決めているのでしょうか?
トラックの積載量で料金が決まる
ほとんどの遺品整理業者が、トラックの積載量で料金を設定しています。
2トン平トラックの遺品整理費用の相場は、約60,000円~70,000円程度です。
【2トン平トラックに積載可能な荷物量の目安】
- ・自転車
- ・洋服タンス
- ・食器棚
- ・冷蔵庫
- ・洗濯機
- ・シングルベッド
- ・テレビ
- ・電子レンジ
- ・ふとん
- ・衣装ケース(5個)
- ・段ボール(20個) 程度
※遺品のサイズによってトラックに載せられる物量は上記と異なる場合もあります。
「じゃあ、うちの荷物はいくらかかるんだろう?」と思ったら、相談の前に見積もりだけ取ることもできます。費用の目安がわかりますよ。
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遺品整理はサービス内容に合わせて料金が変わる
遺品整理には大きく、「買取」・「不用品回収」・「清掃」と3段階あります。
- ・「買取業者」が行う遺品整理
- ・「不用品回収業者」が行う遺品整理
- ・「清掃業者」が行う遺品整理
それぞれの遺品整理業者によって得意なサービスが異なり、料金相場も大きく変わります。
適当に業者を選んで、丸投げしてしまうと、最終的に損をしてしまう可能性があります。
しっかりと確認してから依頼しなければなりませんが、何社も見積もりを取るのは大変なので、ご自身のお困りごとに合わせて選んでいきましょう。
「遺品整理」についての知識を少し身につけておくだけで、自分に合った業者をしっかりと見極めることができますよ。
ここからは、それぞれの遺品整理業者の特徴と、メリット・デメリットをわかりやすくまとめました。
それぞれ見ていきましょう。
買取業者が行う遺品整理
骨董品や貴金属、切手など、換金性の高いものを持っている場合におすすめです。
メリット:買取をしてから不用品の片付けを行うため、買取できるものが多ければ費用は安く済みます。また、換金できる遺品は再利用してくれるため、「まだ使えそうなのに捨てる」ということに抵抗がある方には嬉しいポイントです。
デメリット:高価な遺品が見つかった場合、無理やり買い取ろうと居座る悪質な業者が一定数いることも事実です。また、一般廃棄物収集運搬業許可を取得しておらず、不用品回収業者とも提携していない業者の場合、「不用品回収」自体に対応していないため、業者選びには注意が必要です。
不用品回収業者が行う遺品整理
賃貸の退去日が迫っている場合など、急いで遺品整理を終わらせたい人におすすめです。
また、急いでいる場合でも迅速に対応してくれるため、スケジュールに合わせた整理が可能です。
メリット:不用品回収作業のみを希望する場合は、一番安い費用で済ませることができます。特に一般廃棄物収集運搬業許可を取得している業者を選べば、仲介手数料などがかからず、格段に費用が安くなります。
デメリット:「買取」は専門でないため、価値があるものの判断に長けておらず、買取金額が安い傾向にあります。また、貴重品に気付かず捨てられてしまったり、遺品をパッカー車で圧縮して持って帰るような業者もあり、故人への思い入れが強ければショックな体験になってしまう可能性があります。
清掃業者が行う遺品整理
故人がお部屋の中で亡くなられていた場合など、特別な清掃が必要な場合におすすめです。
メリット:特殊清掃が必要な部屋の汚物・カビの清掃や消臭・消毒を行います。一般的な「ハウスクリーニング」とは異なり、部屋全体の強烈な臭いや除菌を行う技術を持っている為、個人では到底できないような作業をすべて任せることができます。
デメリット:「買取」は専門外で、ほとんど対応できないため、価値のあるものもそのまま捨てられてしまうことがあります。また、一般廃棄物収集運搬業許可を取得していない業者の場合は、不用品回収に対応していないか、提携業者への依頼手数料が追加費用としてかかる場合があります。
サービス内容まとめ
- ・遺品整理には大きく、「買取」・「不用品回収」・「清掃」の3段階ある。
- ・同じ「遺品整理業者」でも、それぞれ得意分野がある。
- ・自分に合った業者を選ぶことが安く済ませるポイント。
どの業者にするか迷った場合は、てっとり早く見積もりだけを取り寄せることもできますよ。まずは相場を知っておきましょう。
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遺品整理(不用品回収の場合)の料金の決まり方
遺品整理の料金の決め方は業者によって異なります。
それぞれの料金の決め方を、注意点とあわせてご紹介します。
物の量に合わせて価格を決める業者
通常「トラック1台分」での価格提示のため、トラック何台分かで金額が決まります。
トラックの積載量や荷物の種類によっては、追加費用が発生することもあります。
特に、大きな家具や特殊な荷物が含まれる場合は、運搬や処分にかかる手間が増えるため、料金も高くなる傾向があります。
注意点:
正確な見積もりがむずかしく、事前の見積もりと請求の料金が変わることがある。
部屋の大きさで価格を決める業者
部屋の大きさと部屋数によって金額が決まります。
作業が行われる環境(階段の有無やエレベーターの利用可否)も料金に影響を与える要素です。
注意点:
サイトに記載されているのは参考金額なので、物が多いと変動することがある。
1点ごとに価格を決める業者
冷蔵庫は〇円、エアコンは〇円と、運び出しが必要な遺品ごとに料金が決まります。
処分する品物の種類や状態、運搬作業の条件によっても費用が変動するため、事前に詳しい見積もりを取ることが重要です。
注意点:
量が多いと値段が高くなる。1点ごとに価格を決める業者は、遺品整理業者には少ない。
遺品整理には実は料金の相場というものは存在しません。
業者ごとに得意なことやできることが異なり、ひとつひとつの作業に対する相場はありますが、片付ける物量が多ければ料金が高くなるため、「一戸建ての遺品整理相場はいくら」などは明確に言えません。
実際にあった遺品整理の料金事例
弊社おうち整理士にご依頼いただいたお客様の、実際の料金事例をご紹介します。
ケース1:お母様が他界、実家の一軒家を整理したい
【お客様の状況】
■地域:大阪府八尾市 ■広さ:3DKの一軒家
■ご依頼者:60代男性
■背景:母親が他界、遺品整理と共同供養を希望
【弊社が行ったサービス内容】
■作業人数:4名 ■作業時間:6時間
見積額:¥385,000(税込)
■作業内容:遺品整理を行うにあたり、まずは故人の大切な遺品を取り分けて、家族での形見分けを実施しました。その後、不用品の仕分けと引き取りを行い、さらには家の清掃も行いました。また、遺品の整理を通じて故人への感謝の気持ちを込めた共同供養の準備も行い、心のこもった作業を心がけました。
ケース2:お父様が他界、急ぎで賃貸を整理したい
【お客様の状況】
■地域:大阪府高槻市 ■広さ:1DKの団地
■ご依頼者:40代女性
■背景:団地で一人暮らしをしていた父親が他界し、賃貸退去が迫っているため早めの整理を希望
【弊社が行ったサービス内容】
■作業人数:2名 ■作業時間:3時間
■見積額:¥55,000(税込)
■作業内容:まず、ご依頼者の希望に応じて遺品の仕分けを行い、形見分けに必要な品物を大切に取り分けました。その後、不用品の整理を行い、急いで退去手続きを進めるために効率的な運搬を行いました。また、作業後には簡易清掃を行い、部屋をきれいに整えました。
その結果、予定より早く作業が完了し、安心して賃貸物件を退去できる状態に至りました。お客様からは、十分に配慮された作業に満足していただき、「故人を偲ぶ良い時間となった」とのお言葉をいただきました。
ケース3:お母様が他界、実家の一軒家を整理したい
【お客様の状況】
■地域:神戸市須磨区 ■広さ:二階建ての一軒家
■ご依頼者:50代男性
■背景:母親が他界、遺品整理で家財道具一式の片付け、ハウスクリーニングを希望
【弊社が行ったサービス内容】
■作業人数:6名 ■作業時間:2日
■見積額:¥682,000(税込)
■作業内容:最初に、故人の大切な品物を家族と一緒に仕分けし、形見分けを行いました。その後、各部屋の不用品を効率的に整理し、遺品を大切に扱うことを心がけました。最終的には、ハウスクリーニングも行い、次の入居者が気持ちよく使える状態に整えました。この過程で、丁寧な説明と配慮を行い、ご依頼者に安心感を与えることができたと自負しております。お客様からも感謝の言葉をいただき、遺品整理を通じた心のケアができたことに満足されていました。
その他、遺品整理のオプションサービス
多くの遺品整理業者が、特殊な案件などを「オプションサービス」として対応しています。
オプションサービスには追加で別料金が発生する場合があるため、遺品整理を依頼する際は、確認しておきましょう。
処分品の種類
重くて大きい金庫など、搬出に人員がかかる場合は別途料金が必要になります。フロンの冷蔵庫などの廃棄物も、廃棄自体に高額な費用が掛かるため、別料金が請求されます。
これらの特殊な廃棄物や難易度の高い荷物については、事前に業者に相談し、見積もりを依頼することが重要です。トラックの積載量や移動ルートによって追加料金が発生することも考慮しておきましょう。
繁忙期や作業希望日
土日祝日は依頼者が多いため、必然的に料金も高くなります。
引っ越しシーズンとなる3月~4月は最初から料金を上げて設定している業者もたくさんいます。また、月初に比べて、月末の方が依頼者が増えるため、料金が高い傾向にあります。
そして年末年始やゴールデンウィークといった大型連休も同様に依頼が集中します。遺品整理を計画する際には、依頼する時期を考慮し、混雑する時期を避けることで費用を抑えることが可能です。
また、閑散期にはキャンペーンを行っている業者もいるので、ピークを避けた際の料金も比較・検討してみましょう。
出張費用
遠方の業者に依頼すると、高速料金が掛かったり、移動時間分の料金を上乗せされることが多々あります。
逆に近隣の業者に依頼すると出張料が安くなることがあります。地域密着型の業者を選ぶことで、地元の特性やニーズに応じたサービスを提供してもらえるのもメリットです。まずは近くの業者をリサーチし、複数の業者から見積もりを取ってみましょう。
駐車場の有無
駐車スペースの確保も重要です。特に、搬出や搬入の際は、必ず駐車場の有無とサイズを確認しておきましょう。車を停めておける駐車スペース・駐車場がなければ駐車料金を請求される場合もあります。
また、作業当日は業者がスムーズに入出できるように、周辺の交通や駐車条件についても把握しておきましょう。
釣り作業・階段作業
大きな家具で、エレベーターに乗らなかったり、玄関から出せず、ベランダからの搬出が必要なものは、搬出費用が別途掛かる場合があります。
また、エレベーターがなく、階段作業になる場合は「2階なら2000円プラス」、「3階なら3000円プラス」など、作業費用として追加料金が掛かる場合があります。
事前に搬出予定の家具のサイズや種類を業者に伝え、見積もりを取っておきましょう。特に、特殊な形状の家具は、運搬に特殊な工具や追加人数が必要になる場合もあるため、注意が必要です。
その他のオプションサービス
遺品整理での買取や不用品回収、清掃以外に必要な作業をオプションサービスとして対応している業者もあります。
主に、[遺品お焚き上げ・仏壇供養・不動産売却・リフォーム・家屋の解体・ハウスクリーニング・エアコン取り外し・車やバイクの売却/廃車・引っ越し]
などがあり、業者によって仲介料、作業料が異なるため、しっかりと事前に見積もりをしておきましょう。
また、必要なサービスだけを優先的に選び、無駄な費用を抑えることも大切です。不要なオプションを追加して余計な出費が出てしまわないように、慎重に検討しましょう。
まずは、「出張見積もり」を依頼し、実際に掛かる費用として正確な見積もりを出してもらうようにしましょう。明細の控えをもらって、どの作業にいくらくらい掛かっているのか内訳を知っておくと良いですよ。
遺品整理を安くするには?
遺品整理にかかる費用はなるべく抑えたいですよね。ここからは遺品整理を安く済ませる方法を3つご紹介します。
1. 自分たちでできる範囲は片づけておく
遺品の物量が多ければ多いほど、作業量も増えるため、費用も高くなります。
物量が減ると安く済ませられる場合があるため、かさばるものは無理のない程度に、自分たちで片付けておくことをおすすめします。
2. 2~3社に相見積もりをとる
遺品整理は見積もりをとる人があまりいないため、強気な料金設定を提示してくる業者も少なくありません。
料金を抑えたい場合は、最低でも2社に見積もりをしてもらい、他社比較をしていることを伝えて料金を聞けば、安くしてくれることがあります。
さらに、一部の業者では、特定の時期にキャンペーンを実施していることもあるため、事前にチェックしておくと良いでしょう。
また、作業内容を明確にしておくことで、無駄なオプションを省き、必要なサービスだけを選択することが可能です。
3. 得意な業者に相談する
「買取」は査定士・鑑定士がいる業者に、「清掃」は清掃業者にできるだけ依頼するようにしましょう。
それぞれ、専門の業界の相場と戦って料金設定をしているため、市場相場から逸脱している場合が少なく、安く買い叩かれたり、高額な清掃料を請求される心配がありません。
また、依頼の際には、各業者の実績や口コミを確認することも重要です。
信頼できる業者を選ぶことで、トラブルを回避し、安心してサービスを受けることができます。
優良な遺品整理業者の選び方
優良な遺品整理業者を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを押さえておくことが大切です。一つずつ確認していきましょう。
電話や出張スタッフの説明が丁寧か
電話対応が良いスタッフや、出張スタッフの説明や対応が丁寧な場合、遺品整理作業も誠実に行ってくれる可能性が高いです。
大切な遺品をぞんざいに扱われてしまわないよう、対応の良い業者を選びましょう。
スタッフの対応に少しでも引っ掛かるポイントがあれば、その業者はやめておきましょう。
また、他の顧客の口コミや評判をチェックすることも重要です。
実際にその業者を利用した人の体験談は、業者のサービスの質を知るための貴重な情報源となります。
口コミサイトや業者の公式サイトに掲載されているレビューを参考にし、信頼できる業者かどうか見極めましょう。
一般廃棄物収集運搬許可証の有無または提携があるか
「一般廃棄物収集運搬許可証」は不用品を回収・運搬するのに取得が必要な許可です。
民間企業の取得が非常に難しいため、遺品整理業者が許可を持っていなくても、許可のある業者と提携していることが確認できればOKです。
万が一、許可証のない業者が適切に廃棄を行わず、「不法投棄」をした場合、持ち主まで罪に問われてしまうケースもあるため、許可証の有無及び提携先はしっかりと確認しておきましょう。
見積書の記載が明確か
一度出張で訪問に来てもらい、正確な見積もり金額を出してもらうようにしましょう。
その際、明細の内容までしっかりと確認してください。
出張見積が難しく、電話やインターネットでの依頼になる場合は、見積書に加えて、追加費用が掛かる可能性などについても事前に確認するようにしましょう。
特に、トラックの積載量や作業内容によって料金が変動する場合があるため、業者に詳細をしっかりと伝えることが大切です。
また、複数の業者から見積もりを取得し、それぞれの比較を行うことで、適正価格を見極めましょう。
遺品整理の実績がある業者か
遺品整理業は、資格を持っていなくとも、開業できますが、一般社団法人・遺品整理士認定協会の認定資格である「遺品整理士」の資格を持っているスタッフがいると安心です。
難しい相談にも適切なアドバイスをもらえ、ご遺族の心象を察したこまやかな気配りで対応してもらえます。
また、基本的に専門家の監修を必要とするテレビ・ラジオ・新聞・雑誌などメディアへの露出がある業者も信頼できます。
弊社おうち整理士には遺品整理士の資格を持っているスタッフが在籍しています!
遺品整理業者が選ぶ、おすすめの業者紹介
同じ遺品整理業者の目線から、コストパフォーマンスの高い業者を地域別に3つずつ紹介します。
関西地方でおすすめの遺品整理業者3選
■おうち整理士
「おうち整理士」は大阪を中心に、関西の遺品整理をサポートしている会社です。
おうち整理士には、「遺品整理士」の認定資格を持ったスタッフが在籍しているため、安心してお任せいただけます。
また、メディアで紹介された実績もあり、月間380件以上もの遺品整理をお手伝いさせていただいております。
さらに、料金プランは業界トップクラスのコストパフォーマンスです。
通常、積載量2トン平トラック60,000円~70,000円が平均的な料金設定ですが、弊社おうち整理士では55,000円(税込)~でご提案しております。「買取」・「特殊清掃」・「不用品回収」すべてお任せください。
ご相談だけでもお待ちしています。
■クリーンメイト
「クリーンメイト」は、関東から中部、関西にかけて活動している遺品整理会社です。
無料サポートの内容が豊富で、エアコンの取外し、合同供養、水周り洗浄がすべて作業料金に含まれているため、これらの作業費が必要な方は、追加のオプション費用を大幅に安く抑えられます。
また、月間50件以上もの実績があり、セミナー講師も務めている遺品整理士が在籍しているなど、経験豊富なスタッフが揃っているため、安心して依頼できます。
■遺品整理プロスタッフ
「プロスタッフ」は、関西を中心に、大阪、神戸、京都、奈良、滋賀、和歌山で営業している会社です。
幅広いサービス内容で、遺族の要望に寄り添ってくれる作業内容が特長です。
車両の買取・廃車手続きサービスも行っているため、遺品整理とあわせて煩雑な手続きもお願いできます。
また、トラクターや耕運機、発電機や精米機といった特殊な車両でもサポートしてくれるという点は同業社のなかでも数多くはありませんので、必要な方には非常にありがたいサービスですね。
関東地方でおすすめの遺品整理業者2選
■遺品整理クリーンサービス
「遺品整理クリーンサービス」は、関東を中心に営業している遺品整理業者です。
創業20年以来、遺品整理業をしており、遺品整理業界でもトップクラスの実績があります。
数多くの現場で積み上げてきた実績をもとに、作業風景やスタッフの声が細かく紹介されている為、依頼する前にサイト内の記事を覗いてみてはいかがでしょうか。
複数のメディアに取り上げられるほど評価が高く、非常に信頼のおける遺品整理業者です。
■遺品整理ネクスト
「遺品整理ネクスト」は、東京・埼玉・神奈川・千葉で営業している遺品整理業者です。
2年連続で、遺品整理士認定協会から正式に「優良事業所」として認定されており、非常に信頼を置ける会社です。
清掃には力を入れていて、特に水回りの清掃に強いと評判が高いため、キッチンやお風呂場などの清掃が必要な方におすすめですよ。
また、一般的な遺品整理業者は有料オプションとして合同供養を行っていますが、「遺品整理ネクスト」は無料で合同供養するサービスが基本プランに含まれているため、費用を抑えることができそうです。
東海地方でおすすめの遺品整理業者3選
■遺品整理会社5r(ゴアール)
「遺品整理会社5r」は、名古屋にある遺品整理会社で、愛知、愛知、三重、静岡、滋賀、長野、大阪、兵庫、京都、奈良、岡山、鳥取で営業しています。
名古屋では数少ない「特殊清掃」にも対応する会社です。
特に「匂い消し」の作業は徹底的に行っており、施工後1年以内匂いが戻ってきた場合、何度でも無償で消臭作業を行う「消臭補償」サポートがあるため、安心して任せられます。
「特殊清掃」は24時間対応可能なので、急ぎの方には特におすすめです。
また、司法書士や弁護士などの各士業とも連携しているため、煩雑な相続手続きなどについても相談できますよ。
■ピアルカ
「ピアルカ」は、愛知県をはじめ三重県や岐阜県などの東海地方を中心に営業しています。
不用品を徹底的に仕分け・分別し、リサイクル・リユースによって環境にやさしい作業を行っているのが特長です。
ナベの蓋や使用済みのコップ、衣類、紙類まで余すことなく買取することで、作業費・処分費を大幅に抑えており、各自治体、市町村と提携し、空き家に残った残置物についての相談や対策にも力を入れています。
また、「LINEビデオ通話」で部屋の状況を撮影することでの簡易見積もりにも対応しているため、出張見積もりの前に明確な料金を知ることができます。
■浜松の生前整理・遺品整理アイメイクアップ
「遺品整理アイメイクアップ」は、静岡県浜松市を中心に、営業している遺品整理業者です。
女性遺品整理士が在籍しており、女性目線のサービスでサポートしてくれます。
「業者といえど、男性を家に上げることに抵抗がある」という方や、「女性に相談に乗ってもらいたい」という方には非常にうれしいサービスですよね。
遺品整理だけでなく、特殊清掃やハウスクリーニング、リフォーム、家屋の解体も対応しており、幅広い業務を行っているのも特長です。
遺品整理のよくある質問
遺品整理のよくある質問をまとめました。
空き家の遺品整理ってどうすればいい?
まず必要な遺品を選別し、家族や親族で形見分けを行います。その後、不用品を整理し、信頼できる業者に依頼して片付けを進めていきます。業者による遺品整理は、効率的に行われますし、故人が残したものに対する配慮も期待できます。見積もりを取ったり、口コミを調べたりして、適切な業者を選ぶことも大切です。
空き家は維持費がかかりますし、放っておくと不法侵入などのリスクもあるので、なるべく早めに整理を進めましょう。
老人ホームにいる親族の家財整理はどうすればいい?
老人ホームにいる親族の家財整理を行う際は、まずその親族の状況を考慮し、必要なものと不用品を分けることが重要です。自主的な手続きが難しい場合が多いため、信頼できる業者に依頼することもひとつの手段です。
また、家財整理に取り掛かる前に、親族の意向を確認し、形見分けを行うことが望ましいでしょう。こうした配慮が、思い出を大切にしながら整理を進めるためのポイントとなります。
遺品の着物ってどう処分する?
遺品として残された着物は、思い出の品でもあるため、処分を考える際には慎重になるべきです。着物はリサイクルやリユースが可能な貴重な素材であるため、専門の買取業者に依頼して価値を見極めてもらうのがよいでしょう。地域の文化施設やボランティア団体に寄付するのも選択肢の一つです。
相続放棄しても遺品整理に関わっていい?
遺品整理の過程で相続財産に当たるものを処分してしまうと、民法上の「単純承認」に該当し、相続放棄できなくなる可能性があります。相続放棄を希望する場合はなるべく遺品整理には関わらない方がよいでしょう。
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「遺品整理費用は誰が負担?|相続放棄の注意点や費用を抑えるポイントもご紹介」
孤独死した親族の遺品整理は何からすればいい?
親族の孤独死を発見した場合は、まず警察に連絡します。警察への対応が終わったら特殊清掃を依頼し、現状復帰を行いましょう。この時に同時に遺品整理も依頼しておけば、清掃後の作業がスムーズに進みます。
>>>あわせて読みたい
「特殊清掃|孤独死・自死があった部屋の片付け方とは(賃貸編)」
「特殊清掃|孤独死・自死があった部屋の片付け方とは(持ち家編)」
生前整理って何をすればいい?
生前整理は、将来のために自分の持ち物や財産を見直し、整理することを指します。必要なものと不要なものを区別し、不要なものを処分することが重要です。また、家族に大切な遺品を残すために、形見分けの準備や、財産の相続についても考えておきましょう。自分の人生を振り返り、子や孫の世代に負担をかけないようにするための良い機会でもあります。
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「生前整理とは?死を意識したらやっておきたい生前整理を徹底解説」
まとめ
「遺品整理」を行う機会は、一生に一度かもしれません。
大切な故人の遺品を整理する上で、後悔しないように、自分に合った遺品整理業者を選びたいですよね。
その為に、出張見積もりを依頼して、明細をもらい、必ず2社以上に相見積もりをとりましょう。
弊社おうち整理士では、「少し話を聞いてみたい」だけでも大歓迎です。もちろん無料で、ご相談いただけます。
最終的にご依頼に至らなくとも、お困りの方のお役に立てれば本望ですので、お気軽にご相談ください。
これまでにおうち整理士で700件以上の遺品整理を担当。特殊清掃、リフォーム、骨董品買取など幅広い経験を重ねた上で知識を取得し、お客様に寄り添った仕事をモットーとしている。一般社団法人 遺品整理士認定協会「遺品整理士」を所持。