ペットの遺品整理をする方法|残す・処分する方法を幅広くご紹介
最終更新日:2024.11.19
大事なペットが亡くなったあと、人と同様に遺品が残ります。どうやってペットの遺品を整理するかお悩みの人も多いでしょう。この記事では、ペットの遺品を整理する方法をご紹介しています。
こんにちは。おうち整理士の榛田(はりた)です。ペットが亡くなったあと、ケージや首輪、おもちゃ、洋服などの遺品をどのように整理したら良いか分からないという人もいるでしょう。この記事では、ペットの遺品を残す方法と処分する方法を詳しくご紹介しています。
目次
ペットの遺品整理
ペットが亡くなった時、遺品をそばに置いておきたい、処分するのは嫌だけど、目に入るところにあると悲しくなるので、しまっておきたいという人。
気持ちの整理もできたので、全て処分したい、残っている方が悲しくなってしまうという人など、それぞれ感情が異なるので、遺品整理の仕方も様々です。
遺品整理は、自分の気持ち、家族の気持ちを確認しあい、行うことが大切です。また、家族でペットを飼っていた場合は、独断で決めず、必ず家族の同意を得て、整理するようにしましょう。
遺品整理をする際は、無理に処分する必要はありません。迷っている時は、しばらく残しておいても良いですし、物によって残す、処分するなど決めても良いでしょう。
ペットの遺品を整理する方法7つ
ペットの遺品を整理する方法は次の7つです。
- 一緒に火葬してもらう
- お墓に一緒に入れる
- 供養・お焚き上げする
- 部屋に飾る・しまっておく
- 寄付・譲渡する
- 遺品整理業者に依頼する
- ごみとして処分する
それぞれの詳細をみていきましょう。
一緒に火葬してもらう
よく遊んでいたもの、毎日使っていたもの、お気に入りのおもちゃなどは、一緒に火葬してもらっても良いでしょう。
ただし、性質上、火葬することができない物もありますので、事前に火葬できるか聞いておきましょう。
お墓に一緒に入れる
人と同様に、普段身につけていた物や、よく遊んでいた物などを、お墓に入れるという選択肢もあります。
お墓は、ペット専用のところから、人と同じお墓に入れることができるところもありますので、家族で話し合って決めると良いでしょう。
墓苑によっては、ペット、遺品などは埋葬できないとしているところもありますので、埋葬する墓苑に確認しておきましょう。
供養・お焚き上げする
処分したいけど、ごみで処分するのは嫌だという場合は、神社や寺で供養・お焚き上げしてもらうこともできます。
供養したい物をまとめて段ボールに入れて配送できるところもあります。料金は神社・寺によって異なりますので、事前に問い合わせしておくと安心です。
部屋に飾る・しまっておく
思い出の品やよく使っていた物など、処分できないという場合は、ペットがいた時のままにしておいたり、飾っておいたりしても良いでしょう。
手放したくはないが、見ると悲しくなってしまうという場合は、普段目にしない場所にまとめてしまっておくという選択肢もあります。また、ペットの写真でグッズを作ることもできるので、そういった形で残しておくのも良いでしょう。
寄付・譲渡する
未使用の餌、ペットシーツ、オムツ、猫砂といった消耗品や、きれいな状態のケージ、キャリー、キャットタワーなどは、動物保護施設で寄付を受け付けていることもあります。
また、知り合いで使いたいという人がいれば、譲るというのも手です。
遺品整理業者に依頼する
もし、キャットタワーや犬用のゲージなどのペット用品が大量にあって、一人で運び出すのが難しい場合は、回収してくれる業者に依頼するのも手です。回収費用がかかってしまいますが、いっぺんに片付けることができますし、こちらの都合に合わせて自宅まで回収にきてくれるので、便利です。
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ごみとして処分する
ごみとして処分する場合は、素材や大きさを確認し、自治体の分別方法をよく確認して捨てましょう。
一辺の大きさが30cm以上の物やごみ袋に入らない物などは粗大ごみとしている自治体が多いです。細かく切断して、ごみ袋に入れられれば普通ごみで出して良いとしている地域もありますので、確認しておきましょう。
粗大ごみの出し方
粗大ごみは以下の方法で出すとしている地域が多いです。
- 自治体ホームページから粗大ごみ受付センターに連絡し、何を粗大ごみとして出したいかを伝えます。大きさや素材もあわせて伝えるようにし、処分費用を確認しましょう。
- 最寄りのコンビニや郵便局で、ごみ処理券を必要枚数購入します。
- ごみ処理券に必要事項を記入し、粗大ごみに貼り付け、指定場所に置きます。
おうち整理士のある大阪市では、以下のように幅・奥行・高さの合計によって料金が変わります。
3辺の合計 | 料金 |
---|---|
1.5m未満のもの | 200円 |
1.5m以上2m未満のもの | 400円 |
2m以上2.5m未満のもの | 700円 |
2.5m以上のもの | 1000円 |
まとめ
ペットの遺品を整理する方法をご紹介しました。残しておく場合と処分する場合で、様々な方法があります。無理をせず、自分と家族の気持ちを優先して、遺品整理を行いましょう。
これまでにおうち整理士で700件以上の遺品整理を担当。特殊清掃、リフォーム、骨董品買取など幅広い経験を重ねた上で知識を取得し、お客様に寄り添った仕事をモットーとしている。一般社団法人 遺品整理士認定協会「遺品整理士」を所持。