遺品整理の見積もりの注意点|業者選びで気をつけること
最終更新日:2024.11.27
遺品整理を行う際には、見積もりを確認するのがとても重要です。
よく見積もりを確認せずに業者に依頼すると、思わぬ出費があったり、頼んでもいないオプションの料金を請求される可能性があるからです。
この記事では見積もりの正しい相場や、注意点、業者選びのポイントなどを詳しく解説します。
こんにちは。おうち整理士の榛田(はりた)です。今回は、遺品整理を業者に依頼する際、見積もりの確認すべき箇所や、費用を抑えるポイントなどをご紹介します。
目次
遺品整理の費用相場と見積もり
遺品整理の費用は、依頼する業者や作業の内容によって異なります。
一般的に、遺品整理の費用は部屋の広さや作業人数に基づいて設定されています。たとえば、1Kや1DKでは約3万〜10万円ほどが相場となっています。さらに広い間取りだと以下のような料金になります。
業者によっては、荷物の量や種類に応じて追加料金が発生することもあるので、見積もりの際には詳細な内容を確認しましょう。
また、見積もりを受け取った際には、記載された金額がどのように算出されたのかを理解しておく必要があります。明細書を確認し、わからない点や気になる部分があれば業者に問い合わせましょう。
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一般的な見積もり項目
一般的に、遺品整理の見積もりには以下のような項目が含まれています。
- 依頼内容
- 家財リスト
- 処分費
- 出張費
- 清掃費
- 人件費(作業費)
- オプション料金
依頼とは異なる内容や、内訳のわからない費用が記載されている場合はすぐに業者に確認しましょう。
見積もりを取る方法
実際に遺品整理の見積もりを取る方法をご紹介します。
電話やメールで問い合わせる
電話やメールでの問い合わせは、一般的な方法です。業者のホームページに記載された電話番号やメールアドレスに連絡すると、
- どのような品物の遺品整理を希望しているのか
- 処分したい遺品の量
- 作業の希望日時
などを質問されます。これに回答していけば業者がおおよその費用を算出してくれます。
しかし、電話やメールで遺品の正確な量や間取りなどを伝えるのは難しいケースもあります。業者の想定よりも作業が大変になり、料金が見積もりより多くなる可能性も考慮しておきましょう。
訪問見積もり
訪問見積もりは、業者が実際に自宅を訪問し、その状況を確認した上で見積もりを提供する方法です。業者が部屋の様子や処分対象の品物を直接把握できるため、より正確な見積もりを出してもらえます。
複数の業者に訪問見積もりを依頼すると時間がかかるため、あらかじめ業者を絞った上で依頼すると良いです。見積もりにかかる出張費用は無料の場合と有料の場合があるので、事前に確認しておきましょう。
見積もりを取る際の注意点
遺品整理の見積もりを取る時の注意点を2つご紹介します。
責任者の印
見積もりを依頼した際には、必ず責任者の印が押されているか確認することが重要です。責任者印があれば、責任の所在が明確になり、依頼内容を変更したいときやトラブルがあった場合でも、スムーズに手続きが進みます。
オプション料金
処分費用やリサイクル手数料、オプションサービスの料金については注意が必要です。オプションを利用する際には、内容や料金についても詳しく確認し、不明点があれば業者に尋ねましょう。
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見積もりを安く抑えるコツ
遺品整理の見積もりを安く抑えるためには、いくつかのコツが必要です。詳しく見ていきましょう。
自分で遺品を仕分けておく
遺品整理の費用を削減するためには、遺品の仕分けを自分で行い、処分するものをなるべく減らしておくと良いです。処分するものと残すものを明確に分けておくことで、業者の作業時間も短縮でき、結果的に料金を抑えることにも繋がります。
しかし、処分するものの分別が間違っていたりすると、かえって作業が増えてしまう可能性もあるので、事前に自治体のHPなどで確認しておきましょう。
相見積もりを取る
複数の業者から相見積もりを取ることは、とても効果的です。各業者によって料金体系や提供するサービス内容は異なります。他社との比較を行うことで、料金が妥当であるかも確認でき、納得した上で依頼することができます。
買取サービスの活用
古い家電や家具がまだ使用可能な状態であれば、業者がそれらを買い取ってくれる場合があります。多くの業者では買取価格を遺品整理の代金から差し引いてくれるため、処分費用を抑えることができます。リサイクルショップなどに持ち込む手間も省けるので、積極的に利用しましょう。
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業者選びで注意すべきポイント
遺品整理を依頼する業者を選ぶ際には、いくつかの注意点を考慮することが重要です。事前に確認しておきましょう。
明細をチェック
業者から見積もりを受け取ったら、必ず明細を確認します。基本料金の他に、追加料金やオプションサービスが含まれているかどうかに注意しましょう。具体的な費用項目が示されていれば、納得した上で契約を交わすことができます。不明な点があれば、すぐその場で業者に問い合わせましょう。
許認可の有無
契約前に、業者が適切な許認可を持っているかを確認しましょう。悪徳業者や無許可の業者に依頼すると、後々トラブルになるリスクが高まります。
許認可に関する情報は、一般的に業者のウェブサイトや名刺に記載されていることが多いです。特に、遺品整理に特化した業者の場合、遺品整理士や廃棄物収集運搬業の認可があると、より安心です。
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スタッフの対応力
スタッフの対応力も大事なポイントです。問い合わせ時や見積もり時に、スタッフが丁寧に説明してくれるかどうかを観察しましょう。特に、精神面のケアも求められる遺品整理の場では、スタッフの人間性や誠実さが大きく影響します。トラブルが発生した際の対応力も含め、スタッフの質を確認しておくことで、安心してサービスを利用できる環境が整うでしょう。
まとめ
遺品整理では、見積もりの取得、費用の削減方法など、さまざまな要素を考慮しながら進めていくことが必要です。信頼できる業者を選ぶことで、安心して遺品整理を任せることができます。
わたしたちおうち整理士でも遺品整理を行なっています。お客様に寄り添い、親身になってお話を聞かせていただきます。遺品整理士も在籍しているため安心してお任せいただけますよ。
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これまでにおうち整理士で700件以上の遺品整理を担当。特殊清掃、リフォーム、骨董品買取など幅広い経験を重ねた上で知識を取得し、お客様に寄り添った仕事をモットーとしている。一般社団法人 遺品整理士認定協会「遺品整理士」を所持。