遺品の買取ってできるの?|高く売れるものを遺品整理のプロが解説

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遺品の買取ってできるの?|高く売れるものを遺品整理のプロが解説

遺品の買取ってできるの?|高く売れるものを遺品整理のプロが解説

親族が亡くなった後は葬儀などでお金がかかります。
遺品を売ることで少しでも足しにできたら・・と考えている方も多いのではないでしょうか。

母の遺品を整理していたら何十着も出てきた着物。父が趣味でずっと集めていた釣り具やカメラ

もしかしたら高価なモノかもしれないけれど、自分では価値が分からないしどうやって売れば良いかわからない・・・という方も多いと思います。

こんにちは。おうち整理士の榛田(はりた)です。遺品の買取でお悩みの方の役に立つべく、この記事では、買い取れる遺品やおすすめの売り方などをくわしく解説していきます。


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高く売れる遺品


高く売れる遺品は大きく分けて以下の9品です。

  • 着物
  • 骨董品
  • 貴金属
  • 腕時計
  • カメラ
  • ブランド品
  • 趣味のコレクション
  • お酒
  • 家具・家電

詳しく解説します。

着物

着物の価値は素材や作家、状態によって大きく異なります。高級な絹織物や希少な作家作品、未使用の反物などは需要が高く評価されやすい一方、普段使いの合成繊維製や使用感の強いものは市場価値が低くなる傾向にあります。

また、シミやカビの有無も査定に影響し、保管状態が良好であれば価値を保ちやすいです。大量にある場合はまとめて査定に出すことで、全体の価値が上がる場合もあります。

また、着物と一緒に出てきた和装小物(草履やかんざし)なども売れる場合があります。
一着何十万とするような着物を手放すのは勇気がいりますし、親族の遺品ともなると抵抗があるかと思います。しかし、箪笥の中で眠らせておくよりも、袖を通す機会を作ってあげた方が着物も故人も喜ぶという考え方もできますので、思い切って手放すのも手ですよ。

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骨董品

骨董品は専門的な知識がなければ真価を見極めることが難しく、鑑定を依頼するのが確実です。茶道具や桐箱や杉箱にしまわれているような陶器、日本刀、掛け軸などは作家や時代背景、保存状態によって評価が大きく変動します。傷や汚れは査定額を下げる要因となり、贋作や大量生産品はほぼ価値がつきません。

買取は骨董品に強い専門店に依頼し、付属品や保存状態を整えておくとよいでしょう。

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「模造刀の正しい処分方法3つ | 関係する法律も詳しく解説」

貴金属

貴金属は状態やデザインに関わらず一定の価格で取引されやすい品です。特に金、銀、プラチナなどは近年国際的な需要が急激に増加しており、流通も安定しています。実は、金歯や金縁めがね、金製の仏像なども溶かせば金になるので高く売れることがあるんです。

査定の際は含有量や純度が重要視され、金属含有率の低いものやメッキ品は価値が下がる傾向にあります。査定価格は1グラムあたりの相場を基準として算出されるため、量が多いほど高額査定につながります。

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腕時計

腕時計はデザインやブランド、状態によって価値が大きく異なります。高級ブランドの時計や限定モデルは特に需要が高く、しっかりとしたメンテナンスがされている場合、高額で取引されます。

長期間使用されていなかった場合は、動作確認やクリーニングを行うことで買取価格が上がることがあります。逆に、故障や損傷がある場合は買取価格が下がる可能性があるので注意しましょう。

また、市場のトレンドや季節、流通量によっても価格が変動するため、複数の業者で査定を比較するのがおすすめです。

カメラ

古いフィルムカメラや一眼レフカメラは、状態やモデルによっては一定の需要があります。電子部品の劣化やレンズのカビなど、保存状態が査定に影響するため、保管状況にも注意が必要です。

また、カメラ本体だけでなく付属のレンズやアクセサリーが揃っていると評価が高まりやすいです。カメラ専門の買取店に相談すると、適切に査定してもらえます。

ブランド品

ブランド品は、品質やデザイン、ブランドの知名度によって価値が大きく変わります。特に人気の高いブランドや限定品は需要が高く、高額で取引されることが多いです。

購入時の状態や使用感も価格に影響を与えるため、できるだけ清潔で傷が少ない状態を保ちましょう。付属品や箱、保証書なども揃っていると査定額がアップする場合があります。

趣味のコレクション

亡くなったご親族に、趣味やコレクションしていたモノはありませんか?専門外の人にとっては全く価値が分からない品物も、実は高く売れる場合があるんです。例えば、限定品や製造数が少ないもの、長い年月を経て希少価値が上がったアイテムは高額買取の対象となりやすいです。

切手/コイン/フィギュア/昔のおもちゃ/鉄道模型/ゴルフクラブ/レコードなどがあれば、一度買取に出してみてください。特に状態が良好であれば、さらに価格は上がりますよ。

お酒

お酒は年代や銘柄によって価値が大きく異なります。特に熟成されたウイスキーや希少なワイン、日本酒などはコレクターや愛好家の間で需要があります。保存状態も査定に影響し、直射日光や温度変化を避けて保管されているものは評価が高まります。

ラベルの傷みや内容量の減少などがあるとマイナス要素となるため、注意が必要です。ものによっては消費期限があるため、状態確認は早めに行いましょう。

家具・家電

家具や家電は、遺品の中でも比較的売却しやすい品目です。特に状態が良く、人気のあるブランドやモデルであれば価値が付きやすいです。家電の場合は製造から5年以内の品が買取できる目安になります。使用感や年式、汚れや傷の有無によって買取価格が変動するので、可能な限りきれいにしてから査定に出しましょう。

大型の家具や家電は運搬の手間もあるため、出張買取サービスを利用するとスムーズです。また、古い家電製品にはリサイクル料金がかかる場合もあるため、処分方法も合わせて相談すると良いでしょう。

遺品整理の過程で、家具や家電はそのままにしておくと場所を取るため、早めに対応することでスペースが確保でき、気持ちも整理しやすくなります。専門業者に任せると、買取と処分の両面で効率的に進められますよ。

遺品の売り方

売れる品を押さえたら、次は遺品を売る方法を確認していきましょう。

ネットオークションやフリマアプリ

ネットオークションやフリマアプリは、正しい利用方法や品物の知識があれば有効活用できます。
基本的には一点ずつ売ることになるので、購入希望者とのやり取りや、梱包しなければならないことを考えると、遺品が多い場合は相当な時間がかかりますが、その分自分の好きな金額で出品することが出来ます。

リサイクルショップや専門店に持っていく

気軽に価格相場を知れるので「すぐに売る気はなくても価値を確かめたい」という場合には近所のリサイクルショップや専門店に持ち込んでみるのも良いでしょう。
持ち込む必要があるため、大きい家具・家電や、高価で持ち出しづらいものなどは避けましょう。
リサイクルショップによっては専門外の品物もあるので事前に確認しておきましょう。

出張買取を依頼する

自宅に来てもらってその場で見積もりをとり、買取してもらう方法です。まとめて売れるので手間がかからず一回で済みます。これまで紹介した売り方の中では、もっとも手軽な方法です。金額に納得がいかなくても「わざわざ自宅に来てもらった手前断りにくい」という方もいらっしゃいますが、納得できない場合はその場でしっかりと売却を断りましょう。

売りたい遺品が少ない場合はネットオークションを試してみるのも良いですが、量が多い場合は出品や郵送に時間とお金がかかるので、出張でまとめて売れる業者に依頼するのがおすすめです。

遺品を高く売るためのコツ

遺品を高く売るには、いくつかコツがあります。事前に押さえておき、少しでも高く買い取ってもらいましょう。

綺麗な状態にして付属品や箱をそろえる

遺品を売る際は、まず清潔にしておくことが重要です。ホコリや汚れが付いていると印象が悪くなり、査定額に影響することがあります。

特に高級品やブランド品の場合は、購入時の状態に近いほど需要が高まります。可能な範囲で丁寧に拭き掃除をし、キズや破損があれば正直に伝えましょう。

元々の付属品や箱などが揃っているとさらに買取額アップが見込めます。保証書や説明書もある場合は忘れずに用意しておきましょう。

高値になる時期を狙う

遺品を売る際には、需要が高まる時期を狙いましょう。市場の動きや季節によって価値が変動する商品も多いため、売り時を考慮するとより良い価格で取引できます。

例えばブランド品ならメディアで取り上げられた直後や、ボーナス前、新生活準備の3月あたりが高値になりやすい時期です。特に冬のボーナス時期は高級品を購入する人が増え、買取の需要も高まるためおすすめです。

値段が付かない遺品を手放す方法

残念ながらすべての遺品が売れるわけではありません。
リサイクルショップで無料でも引き取ってもらえない場合もあります。
ここからは、売れない品物を手放す方法と、そのメリット・デメリットをご紹介します。

自治体のごみ収集に出す

普段出している家庭ゴミと一緒に処分する方法です。
一辺が30cm以上の大型の不用品になると、粗大ゴミに出す必要があります
粗大ゴミで出す場合は、チケットを購入して決められた日時に指定の場所へ運び出しておけば回収してくれます。
家電リサイクル法(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)やパソコンリサイクル法対象品目は出せないため注意が必要です。

自治体のごみ収集に出すメリット

自治体が運営しているということもあり、普通ごみに出せるサイズであれば無料で、粗大ごみでも安く処分することができます。
粗大ごみの場合、たとえば大阪市では、1点につき200円〜1,000円程度で済みます。

自治体のごみ収集に出すデメリット

捨てたい品物が少量であったり、大きいものがなければ自力で処分できますが、大型家具・家電製品がある場合は、回収場所まで運び出すための人手と体力が必要になります。

遺品を寄付する

「まだまだ使えそうだし、欲しい人もきっといるはず」と思い、買取に出してみたけれど、なかなか売れず、でも捨てるのはもったいない・・・!そんな品物は寄付をするのがおすすめです。
様々なNPO・NGO・民間団体が物資の寄付を募っています。遺品を専門に受け付けている団体もあるため、チェックしてみましょう。

寄付は慈善事業なので基本的に送料は自己負担です。1箱あたり3,000円~4,000円程度の回収キットを購入して送る方法もあります。

寄付するメリット

寄付をすることで、遺品を手放せる上に社会貢献ができるため一石二鳥です。

寄付するデメリット

ゴミの回収ではないため、あくまでも再利用が可能なものや、その団体が受け付けているものしか引き取ってくれません。種類が限られるため、結局手放せない可能性があります。
ゴミを処分する感覚で送るのはやめましょう。

遺品を供養する

遺品をそのまま捨てるのは忍びない・・・という場合は、神社仏閣に遺品を持ち込んで供養してもらう方法がおすすめです
持ち込みだけでなく、郵送で遺品を送って、供養してくれるお寺や神社もあります。

供養するメリット

故人が身につけていたものや、とくに大切にしていた品物となると捨てづらいものも多いでしょう。しっかりと御祈祷、供養してもらうことで、遺品を手放すことへの罪悪感を軽減できます。

供養するデメリット

遺品の量にもよりますが、3,000円〜10,000円程度お布施を納める必要があります。
手放す方法の中では、もっとも費用がかかってしまいます。また、品物によっては供養を受け付けてもらえないものもあるため、持ち込む前に確認して分別しなければなりません。

→あわせて読みたい
「遺品の供養って実は不要?供養する意味や依頼する方法、お焚き上げについて徹底解説」

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に、手放したい遺品をまとめて回収してもらう方法です。
業者によっては、遺品の供養もあわせて依頼することができます。
料金相場は軽トラ1台分の物量で20,000円前後、2トン平トラックで50,000円前後です。

不用品回収業者に依頼するメリット

細かいものから大型家具・家電製品まで全てまとめて回収してくれるため、自分で運び出す手間がありません。
供養もあわせて引き受けてくれる業者もいるのも利点のひとつです。

不用品回収業者に依頼するデメリット

トラック1台分の料金設定をしている業者が多いため、冷蔵庫1台のみ、洗濯機1台のみなど、遺品の量が少ないとかえって高くついてしまうことがあります。

回収してもらいたい量を伝えて費用を相談してみましょう。

不用品をすべてまとめて回収してくれるため、自分で運び出す手間がないことを考えれば料金以上の価値があるかもしれません。

業者ならまとめてやってくれるところも

売りたいモノ、売れないモノが混在していて尚且つ片付けたいという場合、自分だけですべて手配するのは大変ですよね。

「買取も回収もまとめてお願いしたい」「できるだけ一気に終わらせたい」という場合は、買取もできる遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。清掃作業や不動産売買の相談に乗ってくれる遺品整理業者もありますよ。
買い取ってもらった分を整理費用の足しに出来るため、運が良ければ(売れるモノが多ければ)足し引きゼロ、またはプラスの状態で遺品整理が完了することもあります。

→あわせて読みたい
「遺品整理を業者に依頼するメリット6つ|どんな業者を選ぶと良いかも解説」

買取業者から見た良い業者の特徴

近年、テレビなどのメディアの影響で「遺品整理」という言葉が定着し、遺品整理業者の需要が伸びてきています。それに伴い、業者の数も増え、さらに買取に力を入れている遺品整理業者も増加しています。

では、どんな業者に依頼するのが良いでしょうか?同じ遺品整理業者として良い業者の特徴をご紹介します。

電話や出張スタッフの対応が丁寧

業者選びの際に、まずは電話で依頼した時のスタッフの対応をしっかり見ておきましょう。出張スタッフの対応もそうですが、態度が悪い業者は遺品の扱いが丁寧でない場合が多いため、要注意です。

真摯に相談に乗ってくれる

「遺品の整理」という繊細な問題に寄り添って真摯に向き合ってくれる遺品整理業者は良い業者と言えます。時間をかけてしっかりと相談に乗ってくれる業者を選びましょう。

無料で見積もりに来てくれる

見積もりの時点で料金が発生するような遺品整理業者には注意が必要です。料金の有無については電話口でしっかりと確認しておきましょう。

遺品整理の実績がある

新規参入が多く遺品整理の作業自体になれていない会社も多い中、しっかりとお客様先への訪問・作業実績がある会社は信用できます。 ホームページに作業実績や年間・月間の作業件数が記載されている場合が多いので、確認してから依頼するのがおすすめです。

見積もりで提示された金額に少しでも「安い」と感じた場合は、なぜこの金額になったかきちんと説明してもらうようにしてください。説明に納得できない場合はその場で買い取ってもらうことを断り、他社にも依頼しましょう。

まとめ

「着物だから売れる」「骨董品だから高価で売れる」・・・反対に、「古いから買い取ってもらえない」・・・

モノの価値というのはこのように単純に決まるわけではありません。当然ながらその品物ごとに然るべき価値がついています。価値は需要と供給のバランスによって決まります。

大切なのは、価値をきちんと見極められる信頼できる人に任せることです。それはリサイクルショップでも出張買取でも変わりません。

故人が大切にしていたものを、納得のいく形で手放したいものですね。

わたしたちおうち整理士では「これって買い取れますか?」といったちょっとしたご相談だけでも大歓迎です。お客様に寄り添い、親身になってお話を聞かせていただきます。遺品整理士も在籍しているため安心してお任せいただけますよ。

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榛田圭悟

監修:榛田圭悟

これまでにおうち整理士で700件以上の遺品整理を担当。特殊清掃、リフォーム、骨董品買取など幅広い経験を重ねた上で知識を取得し、お客様に寄り添った仕事をモットーとしている。一般社団法人 遺品整理士認定協会「遺品整理士」を所持。

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